JR東日本新潟シティクリエイト(株)様でのワークショップ開催

2025.10.23

社内イベントとしてのワークショップ開催

新潟今昔写真は、駅ビルやホテル・小売店等を管理・運営するJR東日本新潟シティクリエイト株式会社(以下、JENIC (*))様の社内レクリエーション企画として、「“昔”の写真の“今”を撮り歩く」ワークショップを実施しました。

10月中旬の4日間を使って、計約240人の方々を60人ずつに分けての開催。参加者には古写真を配布し、同社のある新潟駅南口から古町へ移動する間に、にいがた2km沿いの今昔比較を撮り歩いて頂く企画でした。

会場に集まった参加者の方々。最初は皆さんまだ表情が硬いです。
(プライバシーを配慮し、掲載した写真の一部を加工しています。)

チームビルディング

今回の参加者は普段、新潟県内及び山形県庄内エリア各地で仕事をしている方々です。各回60人を11~12チームに分けて実施しましたが、当然、世代はバラバラ。新潟市外の出身者も多く、チームメンバーの中には初対面同士の方もいらっしゃる状況でした。

今回は、若い世代にも分かりやすい古写真を多めに配布。ヒントもふんだんに提供して、世代が離れたチームでも、古写真をきっかけに会話が進むように工夫しました。

またチーム内でメンバー各自に1つの役割(撮影、タイムキーパー、道案内、発表等)を決めてからスタートしてもらうなど、初対面でもコミュニケーションを取りやすいように促しました。役割を持ってもらうことで、古町までの撮り歩きの間に、自然にチームビルディングができるような仕掛けです。

配布した古写真とにらめっこ。「この写真、どこで撮られたものかな…?」

チーム内で会話が弾んだのか、撮り歩きを終えて集合した参加者は、皆さん楽しそうな表情をしていたのが印象的でした。とある参加者から聞いたところでは、チーム内の年配の方から若い方へ、「昔、この辺りには◯◯があってね~」などと、まちの歴史を説明しながら移動する場面も見られたとのこと。世代を超えた社員交流が育まれたことが窺えました。

撮り歩き中の一枚

今回撮影した今昔比較は153枚!

撮り歩いた後は、各チームから成果発表をして頂きました。

各チームから成果を発表してもらいました

「場所の特定に時間がかかった」とか「見つけた時はチームがワッと沸いた」といったワークショップへの感想のほか、「普段行かないところを歩いて、楽しかった」や「新潟駅前はここ数年でダイナミックに変わってきている」、「古町もけっこう変化があるんだ」といった、まちを歩いての気付きもシェアして頂きました。普段歩いていると目に入らなくても、古写真を手に歩くだけでわずかな変化も感じ取って頂けたのかな、少しでもまちの歴史を気にかけて頂けるようになったのかな、と感じた次第です。

そして、全4回を通じて集まった「今」と「昔」を比較する写真はなんと153枚!(ヘッダーの写真も、今回撮影した萬代橋の今昔比較です。古写真提供:ふくゐろ)今回のワークショップを通じて、今昔モザイクアートプロジェクトも大きく進展させることができました。目標枚数まであと少し!

最後に

今回のワークショップは、JENIC様から新潟市都市政策部様への相談をきっかけに、都市政策部様に間を取り持って頂いた縁で実現したものです。新潟今昔写真を活用頂き、本当にありがとうございました。

今回は企業様向けの開催でしたが、一般の方も参加できるワークショップを改めて開催予定です。その際は告知しますので、是非ご参加ください。

最後にJENIC事務局の方々と記念撮影

(*)【JR東日本新潟シティクリエイト株式会社】
JR東日本100%出資のグループ会社として平成元年3月に設立し、JR越後湯沢駅、JR長岡駅、JR新潟駅で駅ビルCoCoLoを展開している他、駅構内の店舗、ホテル運営など行い新潟エリアで様々な事業を展開している。
<会社概要>
・会社名:JR東日本新潟シティクリエイト株式会社
・所在地:新潟県新潟市中央区笹口1-9-1ディーグランツ新潟駅南2F
・代表者:中川裕司(代表取締役社長)

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