新潟県立白根高等学校での授業について(2)
2020.08.04
4月13日に引続き、新潟県立白根高校1学年のカリキュラム「総合的な探究の時間」の授業に登壇させて頂きました。
この授業は、白根高校1年生が地域資源を知ること、地域と関わること、編集スキルを得ることで、地域の文化を知りつつ将来のキャリアに生かすことを目的として、1年間かけて実施されるものです。授業のコンテンツ作成と進行は、新潟市南区役所さんと白根高校に関わる地域コーディネーターさん、新潟市で学びに関する事業展開をするNPO法人みらいずworksさんが主体となって行われています。
4月13日の授業はオリエンテーションとして新潟今昔写真の活動紹介を通じて、「昔の写真」を使って地域の歴史を知る面白さとその発信方法についてお話をさせて頂きましたが、今回はワークショップ形式。まずは、事前に選出した白根商店街の「昔の写真」を持ってまちへ繰り出し、その「今」の姿を撮影。その後、スクリーンに投影して今昔比較をしながら、成果の発表会を行いました。しろね大凧タウンガイドの方たちの解説もあり、まちの歴史をより深く知ることができました。
午後は「昔の写真」の当時をリアルタイムで生きてこられた年配の方へのインタビューも行われ、写真をきっかけに様々な視点でまちの歴史への理解を深めることができた1日だったようです。
この授業は1年を通じて継続して行われていきます。今後は、学んだ地域資源の発信に重点を置いて展開されていくとのこと。新潟今昔写真も年度末の成果を楽しみにしています。
【概要】
日時: 2020年7月29日(水) 9:30~13:00
場所: 白根児童センター(新潟市南区白根1372番地)
対象: 新潟県立白根高等学校1学年